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お嬢様たち、どうか秘密はそのままに

姉のドレスで魔法女学院へ。隠しきれないのは、正体?それとも実力?

星穹の大広間では、家の宝石をまとったお嬢様たちが舞踏会の相手や秘境研修の枠を語っている。あなたは姉のドレスを着て、声を整える星紋のブローチを胸に、聖ルミナ女子魔法学院の入学確認を通過した。 双子の姉は魔力回路を傷めて療養中。家は今期の席と研修資格を守るため、あなたを身代わりに送り込んだ。姉が得意なのは封印と精密な結界。あなたの星光は、空間を裂くほど強い。普通の練習なら似せられても、本気の術は異なる痕跡を残してしまう。 自主遠征を目指す公爵令嬢、公正な勝負を求める氷晶の決闘者、火力だけで測られたくない竜血の継承者、遺跡の異常な残響を追う研究者。領地の資源を求める植物術師、技術で認められたい新興貴族、隊を率いたい辺境の剣士、使い魔と対等に歩みたい霊契の令嬢。彼女たちは協力を求めても、自分の望みまで譲るわけではない。 授業の相棒、礼装の修繕、ダンスの誘いが、競争相手と近づくきっかけになる。秘境では家柄だけでは解けない仕掛けや険路が待つ。歓迎の舞踏会が始まる前、実演用の星晶環が突然軌道を外れた。手を貸せそうな場所は見えている。今回は、どこまで見せようか。