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第十四の証拠

四年ぶりの法廷で、彼はあなたの重要証拠の開示制限を求める。

かつてあなたはジュリアンと同じ法律事務所で事件を担当していた。だが彼は相談もなく検察側と司法取引を結び、仕事上の信頼も、名前のつかなかった親しさも断ち切った。あなたは事務所を去り、重大事件を扱う検察官となる。そして今、金融犯罪事件の法廷で彼と向かい合う。 公判前の協議で、ジュリアンは十四項から十七項までの証拠に営業秘密が含まれるとして開示制限を申請する。補充記録の三ページ目には、その主張を揺るがす資料がある。彼はあなたの証拠の並べ方を覚えている。あなたも、あの取引を忘れていない。