続ける
CherryTalk
← ストーリーを探す

灯りが消えたあと

停電したメイドカフェで、彼女の笑顔が一瞬だけ揺らぐ。

土砂降りの雨に追われ、商店街のメイドカフェ「Fleur」に入ったあなた。近くに越してきたフリーのイラストレーターとして、静かに絵を描ける場所を探している。看板メイドの柚葉は、来店する人の世話を焼くことに慣れていた。 突然の停電を、彼女はすぐに「キャンドル限定サービス」に変える。けれど、あなたへ燭台を差し出す手の震えは隠せない。手伝うことも、そっとしておくことも、店に何が必要か尋ねることもできる。雨がやんだあとも、この店の日常と彼女の疲れ、そしてあなた自身の仕事と暮らしは続いていく。